Case1.ハンバーガーチェーン

A社は弊研究所がコンサルティングを開始した時点で既に30年以上の歴史を持つ中堅チェーンでした。当時はショッピングセンターやフードコートへの出店が中心であり、フランチャイズ加盟店が数店ある程度で殆どは直営店。その中、店長の育成が進まず、高い初期投資額も足かせとなり、直営チェーン展開に行き詰まっていました。社長様から弊社社長の内川に直接ご相談を頂き、コンサルティングを開始しました。

現状打破のために、先ず取り組んだのは店舗の業態再開発です。既存店の商品動向を分析したうえで売れ筋・死筋と粗利貢献度を明らかに。長年にわたり手付かずだったメニューの3割を一気に廃止して在庫負担を減らし、業務を効率化、さらに厨房機器への投資も大幅に低減しました。その上で、路面店への積極的な出店戦略を進めるよう提案しました。加盟オーナー開発システムやスーパーバイジングなどフランチャイズ本部の拡大に不可欠な重要な機能の整備をご支援し、本部の業務をマニュアル化した上で、大々的に加盟オーナー募集を開始しました。その後、同社は、フランチャイズショー等のイベントに積極的に出展しています。

これに加えて、優秀なスタッフの「夢と希望」を叶え本部もwin=winとなる内川流「のれん分け制度」の導入を支援。社員の方々に弊社社長の内川が直接呼びかけ、多数ののれん分けオーナーを輩出し店舗力の向上を実現しました。さらに本部のキャッシュフロー改善に大きく寄与し、成長路線に乗ることができました。現在、同社は、ブランドイメージを一新し、順調に拡大しています。