今回は、最近何かと話題になっているプラスチック製ストローを取り上げたいと思います。

もともとはプラスチックゴミによる海洋汚染問題から端を発していますが、2015年に、鼻の穴にプラスチック製ストローが入ったウミガメが発見され、それを取り除く動画が拡散されたことにより、ストロー問題が幅広く認識されるようになりました。本来であれば、プラスチック全体が対象になるべきですが、ストローはそのサイズや軽さのため、ほとんどがリサイクルされずにゴミとして捨てられているのが現状です。これらの、リサイクルされずにゴミになったプラスチックは、分解することなく何百年と残っていくことになるのです。

アメリカ西海岸シアトルでは、飲食店や食料品店などでプラスチック製の使い捨てストローやフォーク、ナイフなどの提供を禁じる条例が施行されました。日本でもニュースになった、スターバックスのプラスチック製の使い捨てストローの使用を、2020年までに世界中の店舗で全廃するとの発表も、この流れを受けての物です。今後は、ストローを使用する必要のない容器や紙製のストローなどへの切り替えが進むでしょう。さて、我が日本でも先日ファミリーレストラン「ガスト」が、2018年内でのプラスチック製ストローの廃止を発表しました。これにより、国内でもプラスチックストロー廃止の流れは加速しそうですが、問題はストローだけではない、ということを自覚していかなければいけません。